数式における縦線の用法

  • 公開日時: 2010/02/05 10:06
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  • コメント数: 7
  • カテゴリ: 入試・教育

[式:…]

このように縦線が引いてあり、右下に小さくx=0などが記述されているのを見かけました。

これは縦線の左の式にx=0を代入する記号であることはだいたい予想が付きますし、

非常に便利な書き方であるとは思いますが正確な使い方がよくわかりません。

例えば、[式:…]という関数に対して、

 

[式:…]

[式:…]

 

これら二つの式ではどちらが正しい使い方なのですか?

 

追記:f(5)ではなくf(0)でした。

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No メッセージ 投稿者 日時    
1
[式:…][式:…] に修正したうえで下のほうが正しいというのは、両端をとりだした:「[式:…]」を考えれば明らかでしょう。
ただ、そもそもこの縦線記法を使う場合、左端の [式:…] などは書かないのが普通と思います(考え直すに、そうでもないかな?)。

関連して、この縦線記法もそうですが、長年未解決の疑問として、積分の上端・下端を代入する式:
  [式:…]
の名称及び読み方がわかりません。
決まった名称・読み方、あるいは慣用的によく使われるものはあるのでしょうか?
(授業なんかでどう読んで/呼んでます?)
平賀 譲 さん 2010/02/05 14:23:23 報告
2
bracketですね.日本語にするときはカギ括弧と言っていますが,,,
(辞書だと角括弧とありますね,かくかっこでしょうか?)

授業では,積分のときは何も言わないのが普通ではないでしょうか?

「小括弧,中括弧,大括弧」
という順で書くのはやめようというのが日頃の主張で,私は積分とガウス記号以外ではこれは使いません.これがあるとガウス記号かと思って,思わず整数部分をとりたくなる.

出版業界では( )はパーレン(parentheses){ }はブレース(brace,辞書では,ひげ括弧と書いてあるものもありますね),[ ]はブラケット.
安田 亨 さん 2010/02/05 21:05:41 報告
3
縦線の右と左では別の式と扱うのかと思いまして質問してみました。
丁寧なご回答ありがとうございます。
石谷 京介 さん 2010/02/06 09:38:41 報告
4
話が脇道ですが、
大括弧は〔 〕で,積分で用いる括弧は[ ]では?
見た目の区別はつきにくいとは思いますが
私は区別をつけて用いるにと機会があると言いますけど・・・
moonlight さん 2010/02/10 13:06:58 報告
5
>大括弧は〔 〕で,積分で用いる括弧は[ ]では?
〔 〕などという括弧は「最近の」日本語書体の中にしかありません.
日本語の本しか読んでいないから,こういうことを書くのです.
海外の数学の専門書にこんな括弧がありますか?
TeXを標準で組んでごらんなさい.標準の数式ではこんな括弧は使いません.
パソコンで,入力を英語入力にして,キーボードからこの〔 〕がタイプできますか?

大体,急いで書いたときに書き分けができない〔 〕と[ ]を併用するなど,親切とはいえません.
安田 亨 さん 2010/02/10 13:21:27 報告
6
>大括弧は〔 〕で,積分で用いる括弧は[ ]では?
>私は区別をつけて用いるにと機会があると言います
こんなことを教えている人がいるのですねえ.

教師に教わったいろいろなことの中で「個人の趣味に属すること」と「他の人にも認知され,広く広まっていること」を区別しなければならない,ということを学びました.
大体,ある教師が,力を込めて注意することは,個人の趣味に属することが多いと思います.
他の人に認知されていれば,強調する必要などないからです.

こうしたことの,判断ができない生徒に,自分の趣味の,好きなことを教えるのは好ましくないと,僕は思いますけど,まあ,それも「教えることの醍醐味」かもしれませんね.

「小括弧,中括弧,大括弧の順で書きなさい」
に代表される村の掟,
小学校では
「3円×2本=6円 はいいけれど,2×3=6はいけない」
(料金を一円玉ですべて支払い,長方形に並べて,数える,という動作を許さない)
「中学では分母のルートは必ず有理化をしろ」
(近似値計算をするのならよいが,近似値計算もしないのに,有理化など意味がない)
など,いろいろな村の掟を教えることが教育と勘違いしている人達がいる.
きっと,
>大括弧は〔 〕
も,新しい掟なのでしょう.
安田 亨 さん 2010/02/10 13:21:29 報告
7
安田先生のコメント 2 へ。
バタバタしていて返事が遅れまして申し訳ありません。

またお返事に対しても申し訳ないのですが、聞きたいのは記号そのものの名称ではなく、それで作られる式(ないしは記法)の呼称・読み方です。
例えば [式:…]:積分記号(でいいのかな)に対し、[式:…] は定積分、さらに読み方として「[式:…][式:…] から [式:…] までの定積分」といったような。
 # 「[式:…] の積分ではなく [式:…] の積分!!」
 # といった問題は別として。

「ガウス記号」というのも後者で、式の呼称ですよね。
 # もっとも「ガウス記号」という呼び名は日本(や中国?)
 # でしか通用しない、という話もありますが、それはそれとして。

全くの余談ですが、私は TeX で大きな左カッコ・右カッコの組を書くためのマクロの名称として:
  \LR{}   丸カッコ  ( ... )
  \LRA{}  絶対値   | ... |
  \LRB{}  Bracket   [ ... ]
  \LRC{}  braCe    { ... }
というのを使っています。B, C はどちらにもあるので間違えたりしますが。
平賀 譲 さん 2010/02/10 16:14:32 報告